當麻寺(たいまでら)の西南院において蠟梅(ロウバイ)が見頃ということで、
鼻をヒクヒクさせながら”仁王門”から境内へと侵入するのであります![[ぴかぴか(新しい)]](https://blog.seesaa.jp/images_e/150.gif)
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通って良し( ー`дー´)キリッ
現在左側にあるべき吽形は天理市にある『なら歴史芸術文化村』にて修理中の、
金剛ダブルスではなくシングルですが敵はバッタバッタとなぎ倒す(笑)
修理期間は令和7年までとなっておりますのでそろそろ揃い踏みが見れそうです![[るんるん]](https://blog.seesaa.jp/images_e/146.gif)
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遠くに二上山(^^♪
日本最古といわれる国宝の”梵鐘”(白鳳時代)からの二上山は古刹の雰囲気たっぷりの、
二上山は大和では落陽を象徴する山で祈りの地として相応しいということ![[ぴかぴか(新しい)]](https://blog.seesaa.jp/images_e/150.gif)
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南向きのお寺が多いなか當麻寺も当初(681年)は南面した寺として建てられましたが、
都が飛鳥から藤原京を経て奈良に移り東を正面とする寺へと柔軟に変化です。
縦に長~い(≧◇≦)
奥院も入れるとかなり縦に長い境内は現在も13の僧坊を残しているそうな、
最盛期の平安時代には40余房もの僧坊をもつ大寺院として発展。
二上山の東麓は当時は役行者(役小角)の私領で最初の修行地がここ當麻だった、
その領地を寄進し金堂に弥勒仏様を祀ったのが現在の當麻寺の始まり。
創建を調べてみると612年という数字が出てくるのは、
この地での當麻寺は681年からで大阪府太子町に伝承される場所があるみたい。
今回は華麗にスルー(ー_ー)
国宝の東塔が背後に立つ”中之坊”は役行者が開いた道場の當麻寺最古の僧坊で、
写経だけでなく他ではなかなか無い写仏もできる過去3回体験済![[るんるん]](https://blog.seesaa.jp/images_e/146.gif)
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でも今回は専用の筆を持たず時間に余裕も無いということで通り過ぎる・・・
予約なしで写経も写仏も体験できますので興味のある方はぜひどうぞ。
※陀羅尼助丸も販売中
中将姫に合掌( ˘ω˘ )
見えませんが二上山を背に”本堂”が横いっぱいに広がり天平時代の様式をそのまま残す、
一夜にして作り上げた巨大織物の當麻曼荼羅(4m四方)を御本尊として祀る、
もともと弥勒仏様の寺ですがいつからか當麻曼荼羅の寺として親しまれています![[ぴかぴか(新しい)]](https://blog.seesaa.jp/images_e/150.gif)
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曼荼羅の中央には阿弥陀仏様に左右に観音様と勢至様さまざまな聖衆が集まる、
慈しみ合って調和の世界を築いた中将姫が願った極楽浄土な世界観。
曼荼羅の教えは生き続け人々の拠り所の中将姫は守り本尊【導き観音】として、
今でも広く信仰を集めている當麻寺は中将姫の寺と言っても過言ではありません。
ここにロウバイ( ー`дー´)キリッ
中将姫の話をしていると忘れそうになりましたが本堂横にある”西南院”へと向かう、
背後には国宝の西塔が立つ裏鬼門の守り寺院として創建されたのが始まり。
そしてすぐに右側にロウバイの木を見つけるとなぜかゆっくり忍び足で近づくのです。
ちょっと遠い(^-^;
いい香りが鼻孔をくすぐるもの枝の位置がちょっと高いのんで鼻先にタッチしない、
でも写真は目一杯に手を伸ばして撮影したのでふんわり感が伝わるハズ!
まるで蠟細工のような繊細な触ると壊れそうなロウバイにニヤニヤが止まりません![[るんるん]](https://blog.seesaa.jp/images_e/146.gif)
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でも何本かあると思ってたら1本だけだったロウバイだけにちょっと狼狽(笑)
東西のコラボ(^^♪
お庭は回遊式庭園になっておりまして”東西両塔”が小高い場所から一望できる、
掃除されてた住職さんに聞くと紅葉の時期は赤・橙・黄に彩るとのこと。
パンフレットにも掲載されている見事な風景はタイミングばっちりで見てみたい、
静かな庭園は水琴窟のキンキンとしたいい音色も聞こえる癒しですね![[ぴかぴか(新しい)]](https://blog.seesaa.jp/images_e/150.gif)
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「寒牡丹(カンボタン)だったら石光寺が良し幾三」(←良し幾三とは言ってない)
奥院へ寒牡丹を見に行こうと思ってましたが聞いて進路変更する、
約1kmほど離れた石光寺(せっこうじ)へと車で向かうのでありました~次回に続く~
~ ~ ~ ~ ~ ~ おまけ ~ ~ ~ ~ ~ ~
いつか見に来たい(@_@)
現世に里帰りした中将姫を迎えて極楽へ導くという儀式で1000年を越える伝統を持つ、
我が国の練供養の発祥で境内は数多くの参詣者で埋め尽くされるとのこと。
近鉄当麻寺駅から少し離れてますがこの日ばかりは公共交通機関のほうが良いかも![[あせあせ(飛び散る汗)]](https://blog.seesaa.jp/images_e/162.gif)
![[あせあせ(飛び散る汗)]](https://blog.seesaa.jp/images_e/162.gif)
先立ち中之坊では写仏会行われるいつも一人で描いていたので楽しそう(笑)
<當麻寺>
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この記事へのコメント
HOTCOOL
Rchoose19
奥院の副住職さんの『当麻曼荼羅』の講義を聞いたわぁ。
楽しかったなぁ~~~
藤並 香衣
写真越しに良い香りが漂ってきそうです
何本かありそうなのに一本だったのですね
中将姫にご挨拶をされるところも流石です
いつか写仏をしに行きたいなと思いながらもなかなか行けてない
石光寺も行かれているのですね
溺愛猫的女人
Boss365
當麻寺ですが、地図を見ると縦に長いですね。
また「最盛期の平安時代には40余房もの僧坊・・・」は、まさに大寺院です。
西南院にあるロウバイ、見事な咲きっぷり・・・
ちょっと遠いですが、望遠撮影で見ると、いい香りがしそうな画像です。
ところで、東西のコラボ、ニャイスショットです。
住職さんの情報を信じて、紅葉の時期に訪れたいですね。
また、中将姫の命日法要「練供養会式」も参加したい?見てみたいです!?(=^・ェ・^=)
kuwachan
ロウバイはいい香りがしますよね。
花びらが蝋細工のように半透明になっているところが個人的に好きで
お正月のお花として利用することもあります。
ゆきち
大きなロウバイが見事です♪
ちぃ
通してもらえて良かったですw
梵鐘越しの二上山は近鉄の車窓から見える時よりも
さらに神聖な雰囲気で背筋が伸びました。
その二上山の東麓はオズくんの土地だった!(°◇°;)
オズくん地主!?
他にも隠し財産を持っていそうなオズくん、お友達になりたいかも(≧艸≦)
ロウバイを見つけると忍足で近づくのですね。
香りを散らさないように気遣っていただいたのでお写真からも良い香りがしましたよ^^
(心の花で嗅いだw)
石光寺の寒牡丹情報はお掃除中の住職さんからでしたか!
ひとんちを(笑)進めるなんてさすが仏に使える方は心が広い(≧∇≦)
英ちゃん
たいまってヤバイ名前だね(^_^;)
関東にも原当麻(はらたいま)と言う駅があるよ。
東西両塔もあって立派なお寺だね。
お寺の伝統行事は古くからやってる所が多いよね。
ゆうみ
この人相でにらまれたら 小心者は通れないはず
ヒロ
作家の司馬遼太郎さんが一時期住んでおられたんですよね、当麻町は。
ところで、當麻寺の近くに山口名物の瓦そばを食べさせてくれるお店がありますが、ご存じでしたか。
竹ノ内峠を越えて大阪から一度だけ食べに行きました。なかなかイケましたよ。機会がありましたら是非!
ヨッシーパパ
暖かいのでしょうね。
mau
青山実花
ドキッとしますね^^;
すみません、
こんな素敵なお寺なのに。
練供養会式、
千年以上の歴史があるとは、
凄いですね。
リュカ
ほんとに見事に咲いている!
そしてふんわり感伝わってますよ。
うちの界隈は凄く小さな木しかないのでこういう立派な蝋梅は見られないのですよー。
1本だけでもこれは立派です^^
tai-yama
写仏は、私なら間違いなく時間がかかり下手なのでスルー。
skekhtehuacso
yamatonosuke
蠟梅、狼狽、老害の三段オチですね(≧◇≦)
yamatonosuke
久しぶりの當麻寺の登場です☆
奥院にも寒牡丹あったけど行かなかった~
講義も聞いてみたいです(^^♪
yamatonosuke
ロウバイのいい香りが漂ってました~
パソコンに匂い機能が付けばいいのに(笑)
でもまさか木が1本だけとは(^-^;
小さな中将姫が池にたたずんでました☆
写仏は面白いのでぜひ体験してくださいね。
石光寺がこんなに近いとは知らなかった(笑)
yamatonosuke
次の石光寺でもロウバイが出てくるのでお楽しみに(^^♪
yamatonosuke
昔はもう少し横にも広かったかもしれませんね☆
平安時代へタイムスリップして見てみたいところ~
西南院の黄色いロウバイもとても可愛かったです(^^♪
ただ鼻につけることはできない遠目ですが・・・
東西のコラボを見るならココがいい、
紅葉の時期はとてつもなく綺麗な景色を見せてくれるでしょう☆
練供養会式は気づけば終わっている一度は参加しなければ!
yamatonosuke
新春の香りを楽しんできました(^^♪
ロウバイは独特ないい香りがしますよね。
透き通るような花びらが美しい~
家にあったら一日中嗅いでいるかも(笑)
yamatonosuke
駅名は「当麻」ですがそれも読めないですね(≧◇≦)
いい香りのロウバイに癒されてきました~
yamatonosuke
阿形さんワンオペですが24時間頑張っています(≧◇≦)
オズくんタオルが通行書の証(笑)
そちらからだと二上山も逆に見えるのかな?
いつか登頂したい二上山でございます。
オズくんの祖先の役小角は大地主!
オズくんタオルにプレミアが付く日も近いかも(笑)
ロウバイは忍び足で近づかないと逃げてしまう、
隙を見てそっと鼻を寄せるのがお作法だと信じてます(≧◇≦)
そして心に花をお持ちとはサスガ(笑)
寒牡丹を尋ねると奥院ではなく石光寺を薦められた、
そんな広い心が持てるようにもっと修行したいと思います( ˘ω˘ )ナムー
yamatonosuke
ヤバい草は生えてません、すべて合法です(≧◇≦)
原当麻、思わず(はらたいら)がよぎりました(笑)
東西両塔があるのもレア物件ですね~
神仏行事は調べるそんな前からが多い!
yamatonosuke
世界最強の改札番に違いありません。
小心者より傍若者が通れないかも(笑)
yamatonosuke
司馬遼太郎さんも住んでたのですか!
もしかしたら当麻が出てくる小説とかもあるのかな~
瓦そばはもうかなり前ですが一度だけ食べたことありますよ(^^♪
てっきり冷たいと思ってたら温かくてビックリした思い出(笑)
あそこは練り物も美味しいですね。
yamatonosuke
ロウバイのいい香りをまき散らしてました(^^♪
雪が降るのが減ったやっぱり暖冬なのかな~
yamatonosuke
お家に蠟梅があったらずっと嗅いでるでしょう(笑)
天国のお母さまも蠟梅を楽しんでいるに違いありません☆
yamatonosuke
ヤバい草は生えてないのでご安心ください(笑)
曲がりくねった道を古くは「タギ」といい「當岐麻(たぎま)」といった、
後に「タギマ」が「タイマ」に転じとのことです。
練供養会式は一度は見てみたい伝統行事ですね(^^♪
きっとゆるキャラの蓮花ちゃんも来てくれるはず!
yamatonosuke
境内に可愛く蠟梅が咲いてました(^^♪
そしていい香りを辺りにまき散らす~
ビニール袋に香りを詰めてお届けしたい(笑)
次の石光寺でも蠟梅が見れたのでどうぞお楽しみに☆
最初から石光寺で良かったやんとは言わないで(≧◇≦)
yamatonosuke
老梅にしては透明感のある肌ツヤです(笑)
写仏は上手下手を競うものではありません(ー_ー)ナムー
yamatonosuke
透泉の中川酒造は石光寺の近くだったのですね(≧◇≦)