前回からの続きとなりまして『笠そば処』で荒神そばの大を食べたあとは、
そのネーミング由来となった『笠山荒神社』へお参りしたいと思います![[ぴかぴか(新しい)]](https://blog.seesaa.jp/images_e/150.gif)
![[ぴかぴか(新しい)]](https://blog.seesaa.jp/images_e/150.gif)
あまり参拝者いない・・・(;一_一)
前回も『笠そば処』はたくさんのお客さんで賑わっておりましたが、
食べたらそのまま帰る人が多く荒神発祥のやしろなのにあまり参拝者がおらず![[たらーっ(汗)]](https://blog.seesaa.jp/images_e/163.gif)
![[たらーっ(汗)]](https://blog.seesaa.jp/images_e/163.gif)
笠山は荒神出自の源で笠七岫七谷の最高峰・鷲峯山(じゅぶざん)の頂きに鎮まるのです。
※仏・法・僧の三宝荒神とも称す
鳥居をくぐると狛犬さまに迎えられしばらくは灯籠(電球)が並ぶ参道が両脇に続き、
ちょうど夕方の西日が木々からこぼれ落ちなかなかいい雰囲気。
それほどの登り坂ではありませんが骨折明けは間違いなく引き返していたでしょうね(笑)
5分で拝殿前へ到着(^^♪
縁起によると『笠山荒神社』は神仏習合時代に少し下にある竹林寺と一体だったのですが、
明治時代の神仏分離によりこの場所へと移され厳かに鎮座されるとのこと。
竹林寺にある”板面荒神”は荒神大祭に御霊が神輿に乗ってここまで奉遷されるそうですよ![[るんるん]](https://blog.seesaa.jp/images_e/146.gif)
![[るんるん]](https://blog.seesaa.jp/images_e/146.gif)
※1月28日・4月28日・9月28日
手水は龍から長いパイプが伸びておりもしかしたらこれもコロナ対策?
もうしばらく寺社の手水で柄杓を見ておらず仕方ありませんがちょっと寂しい出で立ち![[あせあせ(飛び散る汗)]](https://blog.seesaa.jp/images_e/162.gif)
![[あせあせ(飛び散る汗)]](https://blog.seesaa.jp/images_e/162.gif)
こっちはすごい勢い(ー_ー)!!
拝殿前にあった”御神水”は笠山に湧出される霊水が導水されているそうで、
普段はコップが置かれているそうですがこのご時世なので手に少し溜めてゴクリ。
水の味なんてよく分かりませんが何だか底知れぬパワーが身体じゅうを駆け巡ります![[ぴかぴか(新しい)]](https://blog.seesaa.jp/images_e/150.gif)
![[ぴかぴか(新しい)]](https://blog.seesaa.jp/images_e/150.gif)
コロナ終息( ˘ω˘ )
『笠山荒神社』は初めて火を起こし物を煮て食べる事を教えられたという、
・土祖神
・興津彦の神
・興津姫の神
を祀りかまどの神様として庶民の厚い信仰を集める”日本三大荒神”の一つです。
※清荒神(兵庫県宝塚市)・立里荒神(奈良県野迫川村)
善を助け悪を罰し参拝者を傷つける人には災いをもたらすということなので、
これからyamatonosukeを傷つける人には罰がくだるでしょうね。
木々に囲まれ安らぎしか感じない拝殿で静かにコロナの終息を祈りますが、
屋根が檜皮葺ではなく瓦屋根なのは神仏習合の名残りでしょうか?
せっかく社務所に人が居たのに聞けば良かったと後悔・・・
なぜ聞きそびれたかというと”竹林寺”への行き方を教えてもらうことでいっぱいで、
パンフレット地図では遠そうでしたが5分ほどということなのでいざゴーヒロミ![[るんるん]](https://blog.seesaa.jp/images_e/146.gif)
![[るんるん]](https://blog.seesaa.jp/images_e/146.gif)
めっちゃ石段(;'∀')
下りは膝にくるものまだ余裕がありますがこれは帰りがちょっと大変そうな参道で、
5分なのはいいですがけっこうな石段があるとは聞いてない!
竹林寺からそのまま下山しようかと思いましたが車があるので戻らないといけないのです![[たらーっ(汗)]](https://blog.seesaa.jp/images_e/163.gif)
![[たらーっ(汗)]](https://blog.seesaa.jp/images_e/163.gif)
どうやらこちらが”表参道”だったもようで鳥居の横には閼伽井(あかい)不動明王も鎮座。
その前にある閼伽井の池は高僧・修験者の霊場として知られ、
かの弘法大師空海はここで高野山建立を志し21日間の行を修めたそうです。
竹林寺に到着\(^o^)/
けっこう山を下りて来たところに竹林寺はひっそりとたたずむ静かな境内で、
鍵が掛かっている本堂を扉越しに覗くと”板面荒神”が祀られているであろう厨子も確認![[ぴかぴか(新しい)]](https://blog.seesaa.jp/images_e/150.gif)
![[ぴかぴか(新しい)]](https://blog.seesaa.jp/images_e/150.gif)
板面荒神とは聖武天皇が奈良の大仏を作る際に啓示があり、
良弁僧正が荒神の姿を板に描いたものをさらに弘法大師がそれを写したもので、
先ほど記述しました荒神大祭で1年に3回だけ開扉され、
この荒神板絵の御霊が神輿で山頂にある先ほどの笠荒神社へとお渡りになります。
神仏分離で離れたお家に楽隊と共に帰るお姿は雅で厳かな雰囲気でしょうね。
桜の季節にはご覧の写真のように境内にしだれ桜が咲き誇るみたいなので、
もしこの時期に『笠そば処』を訪れた際は頑張って竹林寺まで行かれることをオススメ。
車でも行けるみたいですがどうやら道はかなり細いみたいです・・・
そして竹林寺裏手のこちらには”木造薬師如来立像”(国重文)が奉安されており、
長谷寺の十一面観音観世音菩薩像が作られた楠の霊木のその共木で作ったとされますが、
創建当時の仏像はいずれも現存しているものはないとのこと。
元の竹林寺は笠寺と称するその中の一寺で当時は三重塔もある大伽藍だったそうですよ![[るんるん]](https://blog.seesaa.jp/images_e/146.gif)
![[るんるん]](https://blog.seesaa.jp/images_e/146.gif)
※像高194cm・平安初期
こちらの木造薬師如来立像も荒神大祭の日には一般公開されるみたいなので、
新型コロナウィルスの影響でどうなるか分かりませんがぜひ見てみたい!
そう心に決めまた参道を続く石段を頑張って登り駐車場まで戻ったのでありました![[あせあせ(飛び散る汗)]](https://blog.seesaa.jp/images_e/162.gif)
![[あせあせ(飛び散る汗)]](https://blog.seesaa.jp/images_e/162.gif)
<笠山荒神社>
※鏡池に落ちると猿沢池に浮かび上がる伝説アリ
![]() | \あす楽/荒神(本わら使用)【お正月飾り】【〆縄 注連縄】【しめ飾り】【ごぼうじめ】【神棚用神具】 価格:1,000円 |

<スポンサーリンク>
この記事へのコメント
caveruna
親父ギャグが炸裂してますね^_^
ニッキー
湧水の量が多いのかな( ^ω^ )
見事なしだれ桜の竹林寺、春には参拝客がたくさんいらっしゃるかも=(^.^)=
あおたけ
狛犬の奥にいくつもの灯篭がずら~っと立ち並ぶ参道が、
印象的ですね(・∀・)
朱色でなく木造本来の味わい深さが感じられる本殿は
落ち着いた雰囲気が感じられます(´ー`)
たしかに神社で瓦屋根は珍しいかも。
そして願いはやっぱり「コロナ終息」…(*-ω-人
竹林寺から笠荒神社へ大祭のときだけ
荒神板絵の御霊が神輿でお渡りになるのは
神仏の垣根を越えた興味深い習わしですね (・o・*)
竹林寺の桜、見事!
でもこの時期の笠蕎麦さんは混みそう。。。
marimo
参拝者が他を傷つけた場合はどんなことが待っているのか?
知りたいなと思いましたとさ('◇')ゞ
立派な枝垂れ桜の頃にまた行けるといいですね(^^
ゆうのすけ
神棚の掃除をして 古いお札をお返しに行ったところ 手水舎のひしゃくは かたされていて龍の手水から直接でした。^^;
なんか御利益はありそうな気が。。。^^
raomelon
笠山荒神社は知りませんでした^^;
荒神出自の源だけあり、立派な佇まい
コロナ終息のお願いも聞いてくれそうです<(_ _)>
”日本三大荒神”の二つが奈良にあるというのも素晴らしい!
竹林寺への道程も趣がありますね
枝垂れ桜の頃に、ぜひレポをお願いします~♪
Boss365
笠山荒神社、参拝者が少ないみたいですが、ご利益独り占めですね。
「骨折明け」その後の状態は如何ですか?お大事にです。
手水で柄杓、都内の神社もなくなっています。
竜の口からの霊水は、ありがたい姿でコップなくても違和感なしです。
竹林寺「しだれ桜が咲く時期」は良さそうですね。意外に穴場な感じです。
石段、お疲れ様でした!?(=^・ェ・^=)
英ちゃん
ぼんさん
リュカ
参拝しないで帰っていくなんて不届き者だ!!!(笑)
でも参拝した人には大いなる益がありそうですね^^
わたしも絶対参拝する〜〜〜!!
ちぃ
ここには参拝してみなければ。
ほんと奈良には好みの(笑)神社が多くて目移りしてしまいますー^^
龍の口から吹き出る御神水の勢いから察するとそこで滝行をする人もいそうですね(笑
桜の時期紅葉の時期、どちらも見応えがありそうです!!
石段を上り下りした後遺症は大丈夫でしょうか(≧艸≦)
johncomeback
枝垂れ桜が見事な「竹林寺」、参拝したいなぁ。
藤並 香衣
奈良に三大荒神が二つもあるなんて知らなかった
全部近畿圏内、主婦としてかまどの神様はお参りしておきたい
笠そばをいただいてお参りのルートで行きたいと思います
tai-yama
来年のしだれ桜の咲くころは緊急事態宣言発令中にならない様
お祈りしたいところですね。
mau
ぼんぼちぼちぼち
ヨッシーパパ
yamatonosuke
無意識のうちに発揮される言葉!それが親父ギャグ(≧◇≦)
使用が増えすぎたら止めてください(笑)
yamatonosuke
ご神水は蛇口をひねるとドバドバです(^^♪
参拝者があまりいないので溜まっているのかも(笑)
しだれ桜の季節に竹林寺に行ってみたいです~
yamatonosuke
狛犬さまからいっきに空気感が変わる参道☆
人もあまりいないのでとても神聖な雰囲気が漂ってました。
やしろは神社とは思えないお寺のような出で立ち・・・
神仏習合の名残りを感じずにはいられません。
こんな静かな参道でも大祭の時は、
雅楽など鳴り響き華やかな雰囲気に包まれるのでしょうね(^^♪
荒神板絵の御霊と共にいっしょに帰ってみたいです~
竹林寺のしだれ桜は見ごたえありそうですがたしかに笠蕎麦混みそう(≧◇≦)
でも並んででも食べたいの荒神そばなのです☆
yamatonosuke
最近手首が痛いとか言ってませんか(;'∀')
そのうち荒神様からの天罰が下るでしょう・・・
竹林寺のしだれ桜見てみたいです♪
yamatonosuke
どこの手水も近ごろはかたされていますね・・・
でもまだ手水が流れているだけでも良しとしましょう(^^♪
直手水は御利益倍増です(笑)
yamatonosuke
こんな山の中なので知らない人が多いでしょうね(≧◇≦)
機会があれば他の2つの荒神様もお参りしたいです。
日本三大荒神の2つが奈良とはわたしも知らなかった・・・
野迫川村の荒神様もかなり山深い場所におられそうです(^-^;
しだれ桜の時期の参道も気持ち良さそう~♪
yamatonosuke
ほとんど人とすれ違ってないのでご利益独り占めです☆
ジャンボ宝くじ当選を願えば良かったかな(笑)
骨折はまだ少し違和感残りますがほとんど完治でございますm(__)m
ご神水はコップでがぶ飲みするより手に溜めるくらいがちょうどいい~
なんでも欲張るといいことないのです!
おっしゃる通り竹林寺のしだれ桜は穴場感。
頑張ってまた石段使って行ってみようかな♪
yamatonosuke
鳥居からだと遠そうに見えるからでしょうか(^-^;
yamatonosuke
柄杓は毎回消毒できないですもんね(~_~;)
yamatonosuke
前回は不届き者でしたが今回はしっかり参拝させていただきました☆
どうぞ大いなる益がリュカさんにも授かりますように(^^♪
参拝はもちろん竹林寺もですよね(笑)
yamatonosuke
北参道の狛犬さまからの灯籠もいい雰囲気でしたが、
表参道の大木と石段はもっといい雰囲気で神々が宿る感☆
石段は膝に来ますがぜひ頑張って竹林寺まで参拝してみてくださいね(^_-)-☆
御神水で滝行(笑)
スペース的には頭くらいなら可能ですが、
神の許可がおりるかどうかは不明です(≧◇≦)
石段後遺症はなんとか1日で治りましたよ~♪
yamatonosuke
毎回柄杓を消毒するのは難しいでしょうね。
竹林寺のしだれ桜はもしかしたら穴場かもしれません(^^♪
yamatonosuke
関西では清荒神があまりにも有名ですが奈良に三大の2つもあったのです!
これは奈良県在住の料理人はお参りしなければなりません(笑)
食べた後だとお腹痛くなるかもしれないのでお参り→笠そばルートがいいかも(^^♪
yamatonosuke
はい!称賛のコメントだけでお願いします(笑)
笠山荒神様のご利益がありどうぞコロナが終息に向かいますように♪
yamatonosuke
もう随分と手水で柄杓を見ておりません(≧◇≦)
yamatonosuke
木々の木漏れ日も素敵な参道でした(^^♪
yamatonosuke
はい、受けやすいように口から奥の手が出てます(笑)
ネコシバ
奈良はお寺が沢山ありますが、素敵な神社もあるんですね。
趣がある境内、狛犬、いいですね。
yamatonosuke
奈良はどうしてもお寺のフォーカスされますが由緒ある神社もけっこうあるのです(`・ω・´)キリ
境内、狛犬と静かな雰囲気はのんびりと参拝できますよ♪