今回の西国巡礼の旅は京都市営地下鉄の烏丸御池駅から歩いてすぐ、
第十八番札所の指定されている”六角堂”へお参りでございます![[ぴかぴか(新しい)]](https://blog.seesaa.jp/images_e/150.gif)
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街のど真ん中(^▽^;)
それもそのはずこの六角堂は昔から京都の中心といわれており、
正式には頂法寺ですが御堂の形から六角堂という呼び名で親しまれています![[るんるん]](https://blog.seesaa.jp/images_e/146.gif)
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そんな六角堂は街中にあるおかげか境内はあまり広くはなく、
門をくぐるとすぐそこには”本堂”がドーンとお出迎え。
六角感ないな(~_~)
ごく一般的な拝堂のようなものが前に設けられており、
正面からだとその六角形といわれる姿は見ることが出来ず![[たらーっ(汗)]](https://blog.seesaa.jp/images_e/163.gif)
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ちょっと残念ですが仕方ないので気を取り直してまずは本堂へお参りしますが、
ご覧の参道にはあるべきはずの手水の姿が見当たらない・・・
基本は手水なしにお参りしたくないので辺りを見回してみると、
柳の木がある右手を廻ったところに”手水舎”を無事発見![[ぴかぴか(新しい)]](https://blog.seesaa.jp/images_e/150.gif)
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これで準備OK(^^♪
ちなみに隣りの井戸も覗いてみたましたが中は砂利で敷き詰められていました(笑)
そして周りは大きなマンションやビルが建ち並びますが、
ここだけはお線香が香る全体的に厳粛な空気が静かに流れるなか、
御本尊の如意輪観世音菩薩像は秘仏なので御前立へ向かって合掌。
聖徳太子が587年に創建した六角堂は、
念持仏であったその如意輪観世音菩薩像はわずか5.5cmの小像だとか・・・
御開帳されたあかつきにはハズキルーペをかけて見に行かなければなりません![[サーチ(調べる)]](https://blog.seesaa.jp/images_e/119.gif)
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(※御前立は約50cmほどあり大きい)
では本堂をお参りした後は境内をぐるりと徘徊![[るんるん]](https://blog.seesaa.jp/images_e/146.gif)
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でべそ(=_=)
こちらは”へそ石”と呼ばれる本堂古跡の石と伝えられておりますが、
目の前の六角通りの中央にあったので明治期に現在の場所へ。
昔から京都市街の中心石として代々伝わり、
江戸末期までは祇園祭の山鉾巡行の順番も六角堂で行われていたそうです。
お地蔵様ではなく羅漢様(^_-)-☆
”十六羅漢”とは仏の教えを譲り伝えることの出来る優れたお坊様に与えられた名前で、
十六は方位の四方八方を倍にしたあらゆる場所に居るという意味があります。
どの羅漢様もニコニコと優しい顔つきをされていますが、
周りには邪鬼もいて羅漢様の仏法を学びながらお守り。
いつも穏やかな心で接すれば必ず良い報いがあることでしょう![[ぴかぴか(新しい)]](https://blog.seesaa.jp/images_e/150.gif)
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そして先ほど六角堂は聖徳太子にて創建と言いましたが、
聖徳太子を尊敬していた”親鷲”は29歳の時に六角堂へ百日参籠。
九十五日目に如意輪観音からお告げを受け浄土真宗を開くきっかけを得たという、
時代に応じた信仰に多大な影響を与えたお寺なのであります![[るんるん]](https://blog.seesaa.jp/images_e/146.gif)
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こちらの”太子堂”は本堂の北にあり聖徳太子を祀り、
平安時代以降は一つの拠点として京都に太子信仰が広まっていきました。
そして六角堂を語る上で外せないのは太子堂がこのある池で、
その昔に聖徳太子が沐浴したとされる池なのですが、
そのほとりには僧侶の住坊が建てられたことから池坊と呼ばれるように![[ぴかぴか(新しい)]](https://blog.seesaa.jp/images_e/150.gif)
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そう、大きなビルの一つは池坊会館で、
小野妹子が太子の教えに従い花を供え代々の住職がこれを伝えたことから、
この六角堂は華道発祥の地とされている場所で現在も池坊華道の拠点です。
(※11月15日~18日に華道展アリ)
そして最寄り駅が烏丸御池(からすまおいけ)なので、
京都市営地下鉄に確認してませんがもしかしたら関係あるかもしれませんね![[るんるん]](https://blog.seesaa.jp/images_e/146.gif)
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デカい・・・(;一_一)
それほど大きくない池にいた3羽の白鳥は、
飛び立つために十分な広さがないためずっとここに生息しているそう![[あせあせ(飛び散る汗)]](https://blog.seesaa.jp/images_e/162.gif)
![[あせあせ(飛び散る汗)]](https://blog.seesaa.jp/images_e/162.gif)
ほとりには屋根の付いた大きなエサ小屋も設置されておりもはやペット?
かわいいお地蔵様(´▽`)
それほど広くない境内なので15分もあれば拝観は終了。
しかしまだ六角堂のその全景は見れてないので、
最後にすぐ隣にある”WEST18”のシースルーエレベーターへ乗り込むことに![[ぴかぴか(新しい)]](https://blog.seesaa.jp/images_e/150.gif)
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上から丸見え(=_=)
展望台はなく見えるのはこのシースルーエレベーターからのみですが、
眼下には見事な六角堂を一望できボタンを押さずに心で合掌してしばし拝観。
屋根の先端のタマネギが武道館を彷彿させますが、
あちらは八角形で調べてみると法隆寺の夢殿をモデルにしたとのこと。
ちなみにこのWEST18は西国三十三所の第十八番から命名されたそうです。
あまり乗り込む人がいないのか、
けっこうな時間エレベーターは動かないので拝観時には必ず乗りましょうね![[るんるん]](https://blog.seesaa.jp/images_e/146.gif)
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<御朱印>
<六角堂>
拝観時間 6時~17時
拝観料 無料
住所 京都市中京区六角通東洞院西入堂之前町
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この記事へのコメント
ニッキー
まさかこんな街のど真ん中にあるとは知りませんでした(°_°)
そんなに広くなくても羅漢様や池はちゃんとあるんですね( ^ω^ )
優雅に白鳥がいると思ったら、まさかの飛び立てずに住んでる白鳥とは(⌒-⌒; )
caveruna
ぼんさん
エレベーターから「六角堂」が見られるのですね。
そして、街中にあるのもよくわかりますね(^-^)
ma2ma2
marimo
長い滑走路がないと飛べない白鳥ということでしょうか。
六角堂行ったことはありませんが、池坊の発祥の地という点はなるほど~と思いました。
Boss365
六角堂、何年も行ってないな・・・
「如意輪観世音菩薩像」も記憶にない感じです。5.5cmは知らなかった。
「池坊」池坊華道の拠点とは、知らないことばかりです。
「WEST18」情報はナイスです。
上から丸見え?バチが当たりそうな気もしますが・・・(笑)
武道館は「法隆寺の夢殿をモデル」は知ってました。
武道館、現在改修に入りました!?(=^・ェ・^=)
ちぃ
ガラス張りのおしゃれな感じのビル、ありましたねー!
中に入れたのですね。私もそのエレベーターに乗ってみたかった・・・
うちの近くの公園にも渡らなくなった白鳥がいますw
楽したい気持ちはとってもよくわかるので温かい目で見守ってますwww
チャー
あおたけ
たしかに正面からだと六角感が無くて、
ちょっと残念な気分ですよね。。。(^^;)
でも、すぐ隣にあるビルのエレベーターからは、
しっかりと六角形が確認できましたね!
ひょっとしてこのエレベーターはそのために
ガラス張りのシースルーになっているのかな?
境内の羅漢さま、味のあるいい表情をしていますね☆
ヨッシーパパ
その後、「吉川英治の親鸞」を読んでいたら六角堂が出てきましたので、非常に御縁を感じました。
エレベーターから見る隠れ技、機会がありましたら試してみたいと思います。^_^
raomelon
隣の”WEST18”のシースルーエレベーターから
六角形の本堂の屋根が見えるのですね^^
今度行ったら乗ってみます~
mau
今度行けたら絶対乗ってみます。
tai-yama
エレベーターに乗れば六角感が味わえますね。
英ちゃん
六角堂は4年位前にオフ会で行きました(゚□゚)
私は、たまに関西のオフ会にも参加してるのでね。
藤並 香衣
旦那さんが定年になったら
三十三か所参りは行こうねって話しているので
その時に上手く菩薩様の御開帳になると良いなぁ
yamatonosuke
えっ、こんなところにって場所に六角堂はありました(笑)
羅漢様と池は毎日の散歩コースに良さそうですね♪
もちろん白鳥の成長も確認しつつ~
yamatonosuke
最後に見事な六角形が上から見れて良かったです(^^♪
yamatonosuke
とても穏やかな表情の羅漢様に癒されました。
シースルーエレベーターからの六角堂もかっこいい~(´▽`)
yamatonosuke
この日もスタバから眺める人がたくさんいました(^_-)-☆
yamatonosuke
白鳥は降り立ったもののおそらくその模様です・・・
池坊にはそんな由来があったんですね~♪
yamatonosuke
一度は秘仏の如意輪観世音菩薩像見てみたいですね☆
でも5.5cmだとあまりよく見えないかも・・・
バチが当たるのを覚悟で「WEST18」からの六角堂は有難く拝観させていただきました(^^♪
yamatonosuke
ぜひ次回はシースルーエレベーターで上から六角堂を眺めてくださいね。
もちろん無料ですし・・・(笑)
白鳥のいる近くの公園はしばらく見に行かないと気になりますね(^^♪
yamatonosuke
でべその六角にもなにか意味があるのかな・・・(;一_一)
yamatonosuke
やっぱり上から見る六角堂はかっこいいです♪
おそらく眺めるためにシースルーエレベーターになったのでしょう~
羅漢様たちは皆穏やかな表情で見ているだけで幸せな気分になりました(^^♪
yamatonosuke
拝観時間が終わっていてももしかしたら『WEST18』からは見ることが出来たかも?
でもこれからの季節は真っ暗で何も見えないか(>_<)
yamatonosuke
シースルーエレベーター以外にも『WEST18』の1階のスタバからはガラス窓越しに六角堂を眺めることが出来ます。
混んでいたので座れませんでしたがタイミング良ければそちらもどうぞ(^^♪
yamatonosuke
ご丁寧に境内にご案内板まであるので遠慮なくどうぞ♪
yamatonosuke
新鷲→親鷲、間違えちゃった(≧◇≦)
なにせバカ田大学出身なもので・・・
yamatonosuke
六角堂のオフ会とはずいぶん楽しそうですね♪
やっぱりアフターは錦市場かな~
yamatonosuke
今のところ一番の難所だった施福寺は気候の良い日をオススメします。
おそらく御開帳までに満願しそうですがまた見に来たいなぁ~