レンタサイクルで巡る京都~下鴨神社~

※2017年4月6日の記事




初めに拝観した4月1日に境内で、

 

何者かによる液体をかけられるという事件がおきました。

 

全国を駆け巡ったこの痛ましいニュース、 

 

関係者の方の悲しみに配慮し早期解決を心より願います。 

 

 

 

レンタサイクルで”蹴上”から気持ち良く坂を下りきり、

 

再び鴨川沿いの川端通りに出るとそのまま北へ。

 

そして蹴上から約20分ほど走れば、

 

「下鴨神社」に到着です☆

 

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正式には「賀茂御祖神社」(かもみおやじんじゃ)とよぶそうで、

 

平成6年に世界文化遺産に指定された京都を代表する神社の一つです♪

 

まずは「手水舎」にていつもの心身お清め。

 

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竹を存分に使った感じがとても風流でなんだか涼しげ♪

 

では参道を進むと美しい造りの「楼門」が目の前に☆

 

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高さ13メートルの立派な”楼門”は東西の廻廊とも古代様式を今に伝えます。

 

21年ごとの式年遷宮で造替されてきましたが、

 

寛永度以降は解体修理をして保存。

 

いつもながらどこの「楼門」を見上げると、

 

その細かい丁寧な造りに思わず時間を忘れて見惚れてしまいます♪

 

「舞殿」

 

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冒頭にも申し上げましたが、

 

こちらの「舞殿」にも液体をかけられる事件がありましたので、

 

警察による黄色いテープの立ち入り禁止が貼られています。

 

実際に私もその場所を見ましたがその部分だけ色が濃くなっていました[たらーっ(汗)] 

 

賀茂祭(葵祭)のとき勅使が御祭文を奏上され東遊が奉納される「舞殿」は、

 

檜皮造りの屋根が美しい重要文化財です。 

 

同じ日に金峯山寺、数日後には首里城でも同じような事件があったようで、

 

どうも世界遺産に登録された場所が狙われているのかも? 

 

心無い不届き者によってこれ以上汚されないことを心より願います。 



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御本殿へと繋がるこちらを抜けると、

 

ここからは撮影NGなのでつたない文章ですがレポいたします。

 

正面に西本殿(賀茂建角身命)と東本殿(玉依媛命)が二つありますが、

 

拝観場所は両方を拝める一ヶ所から。 

 

京都の守護神として祀られている賀茂建角身命(西本殿)は、

 

国家国民の安泰・世界平和・厄除け・交通安全などを守る神様。

 

玉依媛命(東本殿)は、

 

鴨川で禊をされているときに上流から流れ来た丹塗の矢を拾い持ち帰り、

 

床に置かれたところ懐妊されたという神話から、

 

安産・子育て・縁結びの神様。 

 

拝観場所はそれほど広くありませんがどこか神々しい雰囲気がとても印象的でした♪

 

門と本殿の間には「言社」(干支のお社)が七つ祀られており、

 

十二支の生まれの年の神様(及び商売繁盛)として信仰されています。

 

ですのでここは必ず生まれ年の神様へお参りしましょう[ぴかぴか(新しい)]

 

そして本殿の拝観が済めば、

 

下鴨神社へ訪れた際に必ず立ち寄らなければならない、

 

「みたらし社」と「みたらし川」へ☆

 

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”みたらし”と聞けばやっぱり思い浮かぶのは「みたらし団子」ですよね[ぴかぴか(新しい)]

 

そうなんです! 

 

この”みたらし川”(御手洗川)が「みたらし団子」の発祥の地なんです。

 

その云われは常に水は流れていない川ですが、

 

なぜか土用の丑の日が近づくとこんこんと湧き出でくるそう。

 

その様をかたちどったと云われる「みたらし団子」が誕生。

 

今までどこかのお店がそのビジュアルから付けた名称だと思っていましたが、

 

「みたらし団子」にそんな深い云われがあったんですね。

 

それと”みたらし社”のおみくじはちょっと風変わりで、

 

「水みくじ」という川の水につけると文字が浮き上がるというものなんです。

 

写真で”みたらし川”に向かって人が集まっているのはその為♪ 

 

では私も300円納めて「水みくじ」を引いてみましょう~[ぴかぴか(新しい)]

 

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数秒間だけ川の水に浸けると・・・

 

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おぉぉ~!文字が浮かび上がって”末吉”でした♪ 

 

<願い事・人を助けよ人の助けで叶う>

 

誰か困っている人はいませんか?

 

<金運・財布のゆたかさをかんじる>

 

感じるだけでは寂しいです・・・

 

<旅行・近いところに吉あり>

 

関西地方をたくさん巡りたいと思います(^_^)/

 

最後は”楼門”近くにある「相生社」へ参拝☆

 

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縁結びの神様と知られているおかげか女性がいっぱい!

 

めでたいことを”相生”というのはここから始まったといわれています。

 

写真の微か左に写っている木は「連理の賢木」(れんりのさかき)とよばれ、

 

3本のうち2本が中ほどでつながっている珍木で、

 

”えんむすびのシンボル”とされて祀られています。

 

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相生社と連理の賢木の周りを巡り縁結びを祈願する、

 

”絵馬奉納作法”をすれば神様の力を享受できるかも?

 

そして結婚式はもちろん「下鴨神社」ですね[黒ハート]

(決して下鴨神社の関係者ではございません)

 

とてもいい雰囲気で見どころ満載の「下鴨神社」の参拝後は、

 

もちろん「みたらし団子」を食べに行きますがその模様は次回ブログにて♪ 

 

トリップアドバイザー



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